透明水彩でキュアミラクルとキュアマジカルを描いてみる
「魔法つかいプリキュア!」というアニメが日曜朝に放送されていた。
2016年頃なのでまだ記憶に新しい。
とはいえ記憶力の弱さに定評のある暇人である、最終回で感動したこと以外、ほとんどエピソードを忘れてしまっていた。
そして先日、まほプリのキャラデザをされていた宮本絵美子さんのプリキュアの仕事絵をまとめた作品集が、6月26日に販売されることを知った。
💓予約開始💓宮本絵美子 東映アニメーションプリキュアワークス💓
— プリキュア×一迅社宣伝アカウント (@ichijin_precure) April 12, 2019
『魔法つかいプリキュア!』のキャラクターデザインを手がけた宮本絵美子氏の仕事をまとめた一冊♥
こちらの画像のミラクルは現在制作中のカバーイラストラフです♪
本日より予約受付開始です!続いて特典情報も発表しちゃいます👉👉 pic.twitter.com/oZnXsYd3sF
暇人は思い出した。
放送前に公式で発表された魔法使いプリキュア!のデザインを見て、心を鷲掴みにされ、いてもたってもいられず二次創作をしたことを。
その絵はpixivに投稿し、現在700以上のブックマークを頂いている。
久しぶりにまほプリの情報に触れたことで、創作意欲に火がついてしまった。
「透明水彩でこのふたり描いてみたいな」と。
で、軽い気持ちで描くことに決めたのだが、この時は、これが超が付くほど困難な作業になるとは予想してなかった。
とりあえず前回の失敗を踏まえ、いくつか画材を購入。
マスキング液、ラバークリーナー、水筆、水張りテープ。
前回と同じく水彩紙に耐水インクで線画を描いた。
この紙、つけペンとの相性は良くないかも。
表面が削れてかなり引っかかる。
修正液は使えないのでカッターで削って修正した。
そのせいで表面が荒れて絵の具が上手くのらなくなった。
目や鼻などキャラ絵の命となる部分は特に細かく修正した。
神経をすり減らし、時間はデジタルでの作業にくらべ数倍かかった。
分かりにくいが、目の周辺がだいぶ荒れている。
ホルベインのマスキングインク。開封直後なので分離もしてないし塗りやすい。
水筆の中に石鹸水(ハンドソープを使うと楽に作れる)を入れておけばマスキングインクが固まりにくく、固まってもすぐ取れるので便利。
また、中にマスキングインクを詰めることもできるらしい。その方法には詳しくないので、後々調べてみたいと思う。
余談たが、マスクを剥がすと鉛筆の線が見事に消えてしまってた。オイオイ…
水張りテープで固定。背景から塗り進めた。
水をたっぷり使っても波打たないので良い。
まぁ300gだとたいしてベコボコにならないけど。
紙一枚で描くより、板の上に乗ってたほうが安定して色塗りしやすい。
右利きなので左側から塗っていく。
塗る順番を決めながら塗り進めた。
- 奥⇒手前
- 面積が大きいところ⇒小さいところ
- 弱い色⇒強い色
- 青系⇒赤系
- パーツはまとめて塗る
- 隣同士で違う色を塗るときは混ざらないよう十分乾かす
ホワイトでハイライト入れて仕上げ。
撮影して、色味が原画に近くなるよう調整し、トリミング。
完成!
うーんまぁ…
素人なりに頑張ったほうかな…?
気になるのは作業時間。デジタルだと一日で終わる色塗りも、アナログだと修正が大変で三倍ぐらい時間がかかった。
水彩向いてないのかなーと思いつつ、まぁまだ伸びしろがあるはずとポジティに考え直してまた頑張ろう。
とりあえず「プリキュアワークス」買って練習しよ!
(おわり)