買って後悔した画材、道具(随時更新)
こんにちは!暇人です!(@gnk4649)
あまり批評ブログみたいな内容にはしたくないのですが、購入を考えている方の参考になれば良いと思って書きました。
あくまでも私、暇人の個人的な使用方法と感想ですので悪しからず。
MDノート
ミドリのMDノートは期待外れでした
ラフスケッチや摸写用にいろいろなノートを買いましたが、正直後悔しているのはミドリのMDノートです。Amazonでは大人気で☆4.7以上。AmazonChoiceに選ばれています。
まぁAmazonChoiceが信用できるのかは謎ですが。
僕が購入したのは新書サイズ。
喫茶店や公園のベンチなど場所を選ばずササっと描けて、持ち運びしやすそうなのが気に入りました。
文庫サイズは小さくて物足りなくなりそうですし、A5は大きすぎます。
糸がかり製本で180度に綺麗に開き、扱いやすいのも選んだポイントでした。
しかし、半分ほど使ってみましたが、いろいろと不満なところがでてきました。
いまいちポイント
- 紙質が良くありません。上質紙からランクダウンした、とりたてて特徴のない普通の紙です。ザラザラしていて若干鉛筆の書き味はよいけど、可もなく不可もなくといったところ。万年筆のインクが裏写りしないのはいいですが、そもそも万年筆を使わないので微妙です。
- 取れやすいしおり紐。どうやら仕様らしいです。説明欄に「ノートカバーをかけると安心してお使いいただけます」とありますが、カバーをかけても取れそうなので意味が分かりません。
- 汚れやすいカバー。紙製だからでしょうか、とても汚れやすいです。Amazonのレビューでも似たような投稿がされているのでこれも仕様かと…。ヨレヨレになるのはカッコいいけど汚れるのは好きじゃないです。なんどか消しゴムをかけてみたが、諦めました。
- 価格。新書サイズ、176ページで756円は高い。しかもカバーも756円するので計1512円也。品質がいいならわかりますがこの値段は…。
「あえて表紙をなくしている」らしいけど、その良さが全く分かりません。
人前に出せないほど汚れたカバー。
ダイソーで売られている4本入りのナイロン筆
あまり100均にクオリティを求めてもしょうがないのですが、お金を払った以上、役に立たない道具は引きたくないものです。
ダイソーのナイロン筆は4本入り。1本25円。原価どうなってるんでしょうね。
もしこの価格でクオリティも高かったら話のネタになるな。と試しに平筆、丸筆の2種類を購入しました。
まぁ結果は案の定です。
平筆は毛が太くて固すぎました。そのうえ毛先の広がりに偏りがあり、普通に塗ると塗りムラが生じます。絵の具を溶かす用の筆としてしか使えません。
丸筆は0号、4号は毛先が同じ長さに揃っておらず廃棄。
8号、12号は使えそうでしたが、毛束のまとまりが悪く、まるで平筆のようにベチャーっと潰れたまま戻らず。描くたびに毛先を整える必要がありました。
それも数回使ったところで毛先が開いたままになり、使用をやめました。
ダイソー筆は残念でしたが、ナイロン筆はそもそもアクリル画を得意とするツールなので、リキテックスを使う際に使いたいと思います。最悪固まっても100円なら惜しくないですし。
水彩紙 ヴィフアール(中目)
マルマンの水彩紙ヴィフアール(VIFART)の中目です。
消しゴムに弱くすぐ毛羽立ちます。
マスキングで紙がびりびり剥がれます。
色が濁った感じになり、発色が良くありません。
サイジングが強すぎて描線が綺麗に引けません。
塗った色が定着せず、濡れた筆でこするとすぐ色がとれてしまいます。
ひどいムラができて、しかも何故かその部分は色がとれません。
良い点は価格。水彩紙15枚で700円は安いほうですが、多分この紙を作品に使用することはないでしょう。試し塗り専用ですね。
ちなみにホワイトワトソン(裏面)との比較です。
同じ紙なのにこんなに違いがあります。
マルマンのスケッチブックの方がはるかに塗りやすいしリーズナブル。ただ紙が薄いので水をたっぷり使えないという弱点はあります。