The Himajin Blog

絵の練習と創作、道具の使用感、本、映画の感想など、趣味の世界を少しマニアックにお届け

「ほぼ1万円」の筆記具を買ってみる(工房楔2.0m芯ホルダーノック式)

ずっと欲しかった筆記具を最近ようやく購入した。

工房楔(こうぼうせつ)の2.0mm芯ホルダー。販売価格9,720円(税込)である。

送料は全国一律900円なり。(たけぇ…)

 

Pen and message. 万年筆 & ステーショナリー

(購入した後サイトをのぞいたら、現在品切れ中となっていた。ラスト一本だったか。)

 

ネットでたまたま見つけて、デザインの良さに一目惚れしたが、あまりに高価だったのでびっくりした。

 

詳しく知りたかったが、検索しても参考になる写真がほとんど見つからず、文房具店に足を運んでもどこにも置いてない。(関西にはあるらしいが)

高価なのであまり流通してないのでは?

 

デザインと材質がいいだけで、触ったことも無い高額の筆記具を購入しようとするのは、何だか馬鹿げてるなと思って諦めかけていた。

しかし、なんとyoutubeで同型のシャーペンを愛用されてる方を発見!

 


カッコいい上に実用性ありすぎ説は実証されました。【工房 楔(せつ)】

 

思いきってコメント欄でいろいろ質問してみると後日、嬉しいことに動画にしてくれたのだ!

ありがたや…‼( ;∀;)

 


【質問】工房せつの色々が気になる方へ!!【シャーペン】

 

僕はネットで高価なものを購入するときは、「何かの記念日」だとかいろいろ理由付けしちゃうので、「元号が新しくなるお祝い」てことで5月に買うことにした。

ぶっちゃけそんな理由でもないと「筆記具」一本に一万近く出せん(笑)

 

そしてついに購入!

紙製の箱におさめられた状態。とても上品。

 

木軸の材質についての説明と、取り扱いについてのカード。

 

手書きのお手紙も入ってた。

めっちゃ嬉しかったので、無くさないよう日記に貼り付けておいた。

 

万年筆で書かれてて、文字の色に濃淡がありとてもクール。万年筆も欲しいなぁ。

 

さて、まずはスペックの確認。

比較としてuniの芯ホルダーと並べてみる。

長さ139㎜ 軸最大径約14㎜ 重さ25.9g 重心はほぼ真ん中。

 

ノック式の2㎜芯ホルダー。絵を描くのに向いている。

一般的な鉛筆と同じ太さで、かなり筆圧をかけても折れない。

同型で0.5㎜もあり、文字書きにはこちらが良さげ。

 

可愛らしく平たいノック部分。指が痛むことはない。

いまいちなのは左右に振るとカチャカチャ安っぽい音がすること。

だが中軸にテープをまくと軽減できる。

 

丈夫そうな金属チャック。

 

軸側に金属のねじ山パーツがついているおかげで、中軸を取り外せる。

 

写真の具合で木目が出すぎているが、現物はもっと目立たない。

クリップは固め。シャツのポケットに片手で付けるのは難しい。

固定されていないので横回転しやすい。

 

 2週間ほど使ってみた。

軸は太めだが滑らずしっかり持てる。描き心地は良い。

 

これで僕が欲しかったものはほぼ理想的な形で手に入った。

冬でも冷たくならず、滑りにくい木製の軸。

長時間筆記でも痛くならない丸軸。

どこでも買えて、筆記距離が長く、折れにくく、寝転んでも描ける2.0㎜芯。

まだ未知数だが、頑丈であること。

適度な重み。軽すぎると安っぽい。

固いクリップ。柔いと曲がりやすい。

 

「もうこれで満足。高価な筆記具を買うのはこれで最後」

今はそんな気分だが、半年後同じ気持ちでいられてるかわからない。

 

 だって・・・

 

すぐ別のが欲しくなっちゃうんですもの (*‘ω‘ *)

 

(おわり)