クリムト展に行ってみる
東京都美術館にて開催されている「クリムト展 ウィーンと日本1900」に行ってみた。
6月14日まで学生は無料で入れるらしいが、それほど混雑はしておらず、余裕を持って鑑賞できた。
クリムトは古い時代から近代へ移り変わる世紀末に活躍し、だれにも似ていない新しい世界を描いた。
それは主義や流派にこだわらない前衛芸術の誕生を象徴するものと言われている。
僕はずっと昔からクリムトファンだったが、本物を間近に鑑賞するのはこれがはじめて。少しドキドキ。
展示の目玉のひとつ「ベートーヴェンフリーズ」(1901年 - 1902年)
「ユディトⅠ」(1901年)
(※館内は撮影不可なのでwebで探した画像を貼ってます)
絵の表現で気づいたことや、あとで調べようと思ったことをメモ。
ちゃんと鉛筆で書いていたので、仏像の時みたいに注意されることはなかった。
自分にしかわからない殴り書きメモを清書。
クリムトの絵は 写実的な人物画と、平面的に描かれた複雑な装飾のアンバランスさが絶妙だ。
個性的な色気を持つ女性像で知られるクリムトの芸術。
印象派、アールヌーヴォー、キリスト教、東洋美術など、興味を引いたものからどん欲にそのスタイルを吸収したらしい。
その生きざまを見習いたい。
買ったもの
「アッター湖畔のカンマー城Ⅲ」が表紙の無地ノート。
展示品のクリムトの「赤いスケッチブック」ぼぼ同じサイズで作られた手帳。
所々にクリムトのスケッチが再現されていて、自分の描く絵とコラボできてしまう。
なかなか面白い。
クリアファイル。中にもクリムトの絵がぎっしりで嬉しい。
開いた状態。
ガシャポンのピンバッチ。
展示会図録
7月10日まで展示されているので、興味のある方はぜひ見てほしい。
「新しいことに挑戦したい」衝動が生まれるはずだ。
(おわり)