ゲルドリンクを描いてみる
こんにちは!暇人です!(@gnk4649)
ゼルダの伝説ブレス オブ ザ ワイルドのゲルドリンクを描くことにしました。
理由は特になく、「久しぶりに男キャラ描きたいな~」と思った時、頭に浮かんだからです。
ゲルドリンクとは…簡単に言えば女装した勇者です(雑dic.pixiv.net
ハイラルの南西の砂漠に位置する男子禁制のゲルドの街。
神獣ヴァ・ナボリスを鎮めるためにリンクはその街の族長ルージュとコンタクトを取る必要があったのだが、当然ヴォーイ(男子)であるリンクは街に入ることができず門前払いを食らってしまう。(街の外壁から登ったり、空を飛んで来ても速攻で見つかって追い出される)
そこで、女装男子のヴィヴィアン氏から衣装を600ルピーで譲り受け、女装の手ほどきを受ける。その際リンクは拒むこともなく、まんざらでもない様子で顔を赤らめたり手を後ろで組んでモジモジしたりしていた・・・
ちなみにリンクの女装姿は大半のゲルド族からは勿論、砂漠周辺の男達からも可憐なお嬢さんと評されるほどかわいい。(これで数多くのプレイヤーの性癖にスイッチを入れてしまったようだ。)
まずはいつものようにラフ。
「内緒だよ♡」みたいなセリフを言いそうなポーズと表情で。
何が内緒なのかは分からないので教えてほしいです。
写真をパソコンにとりこんでクリスタで下書き。
体のバランスをとるためにラフで描かなかった手、腰まで描きます。
目の疲労を軽減するために、用紙の色を暗い緑に設定し、鉛筆ツールで軽くペン入れ。
バランスを確認しながら、アウトラインを優先して描いていきます。
僕は描き直しが多いので、細かい部分は後回しにします。
この時、手首と顔のマスクは別に作ることにしました。
手は描き直す回数が多く、ほかの線画に干渉した部分が多いと、その分修正が増えるからです。
マスクはアリ、ナシの2バージョンを作りたいので別にしました。
線画を描きこみます。パーツの中の描きこみは、色塗りに迷わないようにガイドライン代わりに入れてたりするので、やや描きこみすぎた感はあります。
下塗りをします。
レイヤー順番は肌レイヤーを一番上に置いて、その下に1枚のレイヤーにまとめた服と髪の毛レイヤーを置きます。陰影をクリッピングした乗算レイヤーで描きこみます。
陰影が大体おわりました。同じ陰影の乗算レイヤーに青みがかった反射光も入れます。乗算レイヤーは基本、暗くするだけなので、ハイライトなどの強い光は別のレイヤーに描くことにします。
模様などを描きます。ついでに忘れていたパーツを追加しました。
ライティングを入れて大体完成ですが、パーツの色が少し地味かも…と思い、髪の毛のベース色を変更することにしました。もっと彩度の高い黄色にしました。
髪の色を変更したので影レイヤーの色の彩度も上げました。
それだけだとまだくすんで見えるので。、赤みを足してメリハリをつけました。
9割ほど塗りが終わったところで、線画と色塗りレイヤーを統合し、細部を塗り足し、修正して完成です。
「ゲルドリンク」完成
パーツのデザインが細かいのでかなり難易度が高かったです。
最初のラフ時(バストアップ構図)で作画すればもっと楽に描けた気はします。
アップでも映える構図の工夫が今後の課題。
顔を赤らめさせるか迷いましたが、まぁこのへんでよしとします。止め時も肝心。
(おわり)