The Himajin Blog

絵の練習と創作、道具の使用感、本、映画の感想など、趣味の世界を少しマニアックにお届け

透明水彩で羽衣ララちゃんを描いてみる

羽衣ララちゃんはスター☆トゥインクルプリキュアのキャラクター。

うーん愛くるしい。愛おしい。

 


スター☆トゥインクルプリキュア 第13話予告 「ララのドキドキ初登校☆」

 

 

 久しぶりに透明水彩をやったが、あまりいい出来栄えではなかった。

 

「水彩リベンジしたい」

という前向きな気持ちと同時に

「また失敗はイヤだなぁ」

とネガティブな考えがある。

 

前回の絵の何処が不満なんだろと、自分の中でぼーっと考えてみた。

まず発色が悪い。くすんで見える。

次にぼかしが汚い。これは水彩として致命的だ。

絵の具はホルベイン透明水彩で、プロも使っているもので問題はないはずだ。

てことは原因は…

水彩紙が自分の作風に合っていないせいだろうか?

 

 

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VIFFART 中目 242g B5サイズ

よくわからんけど

紙を変えてみることで心機一転できる気がする。

暇だったので早速新しい水彩紙を探すことにした。

とりあえず欲しい特徴を箇条書きしてみよう。

  • 中目を荒目にしてぼかしやすいようにする。
  • 242gではなく300gに変更する。厚みのある紙の方が、保水力が高いので綺麗にぼかせるはずだし、波打ちも少ない。
  • サイズの大きい絵にすれば、情報の多い絵が描けそうなので、B5の小ぶりなサイズではなく倍近いF4にする。
  • 白色度の高い紙を選択する。光の反射が大きい分、絵の具の発色がよくなりそう。

 

 

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ネットで評判などを調べ、購入したのがホワイトワトソン紙 300g F4。

ブロックタイプといって、15枚が糊付けされてるもの。

ペーパーナイフがないと剥がせないらしく、うっかり買い忘れると面倒なのでご注意。

※追記※普通のカッターでも切り離せました。

 

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紙肌は消しゴムに強く、けば立ったり削れたりしなかった。

下書きをトレスし、Gペンでペン入れ。

涙を描くか30分悩む。

結局決まらず後回しにした。

色塗りで残したいとこをマスキングして下準備はOK。

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色をのせていく。ちなみに技術ゼロなので、技法書を首っ引きでの彩色である。

この作業に意味あるのかは謎。

 

ホワイトワトソン紙の使い心地はよく、塗りやすいので正解だった。

ただちょっと乾くの速いかもしれん。

 

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プチトラブル発生。

マスキングテープで固定してたけど水使ったら浮いてきた…

水張りテープじゃないとダメだったみたいだね。

マスキングテープ剥がすと紙も一緒に剥げちゃうし。

「なーんか失敗したかも」

と微妙な気持ちになる。

 

試行錯誤しながらなんとか完成させたのがこちら。

 

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まぁまぁ狙い通りに描けた気がする。

惑星サマーンに思いをはせるちょっと寂しげな羽衣ララちゃん。

 

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ハプニングも面白いと思う心構えが大事(汗)

結構失敗したけど修正で挽回できるとわかったのは収穫だった。

作品製作のプレッシャーは多少減ったかな。

 

水彩って、薄い色から徐々に濃くしていくって習った記憶があるけど、

薄い色(肌色とか)を先に塗ると濃い色が間違って着いた場合、修正がすごい大変になる。

塗る順番を考えるのが今後の課題。

 

使った画材

ホワイトワトソンF4 

 

下書き

2B鉛筆、シャーペン、トレス台

 

主線

リキテックスLIQUIDのバーントアンバーとGペン 

 

色塗り

ホルベイン透明水彩とネオセーブル筆

色鉛筆、筆ペン

 

※追記 

VIFFARTの荒目を試したけど、発色、ぼかし両方キレイにできた。

洗い出しもしやすい。こちらも使っていこう。安いし。

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