The Himajin Blog

絵の練習と創作、道具の使用感、本、映画の感想など、趣味の世界を少しマニアックにお届け

アンソロ用に水彩でキュアコスモを描いてみる

こんにちは!キュアコスモちゃんの登場が楽しみでしかたない暇人です!

 


スター☆トゥインクルプリキュア 第20話予告 「 銀河に光る☆キュアコスモ誕生!」

 

デザインに一目ぼれしました。

スタプリのデザインにハズレなしです。高橋晃さん(キャラデザ)最高です!

キュアコスモちゃんの絵を描きたい気持ちがガンガン高まってしまいました。

 

ちょうどそのタイミングで、プリキュア水彩のアンソロジー企画がある事をツイッターで教えてもらいました。

僕はアンソロ参加どころか同人誌も作った事がないので少し不安でしたが、せっかくなので挑戦してみることに。

 

 

twipla.jp

 

締め切りはまだだいぶ先ですが、ズルズル後回しにしてもプレッシャーになるので、候補作を早めに何点か描いておこうと思います。

 

 

まずはポーズのラフを描き、トレスしながら細部を描きこんでいきます。

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それができたら水彩紙に下書きをトレスしてペン入れです。トリミングしやすいように全身を描きました。

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水張りは裏面のみ、水張りテープは上下のみという省エネ仕様。結果、問題はなかったのでこれからはこれでいいかも。足先を描くか悩みました。色を塗った後でバランスをとるために追加しました。

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今回は背景にマスキングテープをつかいます。

写真のはイラスト用ではないのですが、粘着力が弱いのでマスキングにうってつけです。

まずテープを四角いパーツに切り分けました。

それを使ってキャラクターや図形をマスクします。

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水を引いて色を塗っていきます。

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剥がす時が気持ちいい。

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紙面が荒れることもなく完成。

あとは資料を参考にしながらキャラクターに色をつけていきます。

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描いてて思ったのですが、絵の具でハイライト入れるので、キャラにマスキングは必要ないかもしれません。こっちのが綺麗だし。

 

あと「溶かし混ぜ」技法を思いつきました。下地の絵の具を一旦乾かし別の絵の具を塗り、また乾かしたあと、水だけを含んだ筆でこすって色を混ぜる方法です。

肌に差し込んだ赤みなどはそれで表現しました。

乾いてからぼかすのでコントロールしやすいし、絵の具が濡れてないので完成の色のイメージから大きく外れることもありません。

やり過ぎはピンボケしたみたいになるので禁物。

 

ハイライトを入れ終わって完成しました。

 

今回はアンソロ用に使うのでスキャンします。それをペイントソフトで解像度や製本サイズが合うようにします。

スキャンすると色が消えたり、色相が変わったり、紙肌のデコボコ感がなくなります。なのでできるだけ原画に近づけるように加工しました。

 

 

 

今回は 一応、思い通りに仕上がりました。線画はほぼ修正しなかったので良かったです。しかしキャラクターの色の再現が難しく、不満なところは残ります。

一か所大幅な修正をしましたが、修正慣れしたおかげで違和感なくできました。

 

 

 

それではまた!

 

(おわり)